「われはロボット」アイザック・アシモフ著
面白かったです。
70年前に書かれた本とは思えません。
ロボット工学三原則を示した本でもあります。
ウィル・スミス主演で映画にもなりました。「イヴの時間」の元ネタだと個人的には思います。
ずっと未来の世界が舞台で、三原則を絶対守るように作られたはずのロボット達が三原則を破る行動を起こし、なぜそうなったかをロボット開発者の科学者の視点で書かれています。
もしも現実の未来で、深層学習型のロボットが実用化されて来たら、こんな事が起こるのかなと思います。
でも、ロボット工学三原則には重大な欠点があるんですよね。人間はまだ人間を定義出来てないんです。となると、根本にある第一条が揺らいでくるんです。進化していくロボットと人間の境界があやふやになると、さらに問題は大きくなって…
紙に書かれた文字を読むのもいいものですね。