デイトナのアクアプローバHG水温計があります。
電圧計・時計・水温計が1つになったユニットです。
HG(ハイグレード?)は、説明書通りの配線をすると、バッテリーの電圧を計測し、時計も表示してくれます。
時計のデータを保持するので、とっても微量ですがメインキーOFFでも電力消費します。
そんな3つの機能が入っている水温計ですが、上の画像の通り、反転液晶が見えにくい時があります。
トンネル内など暗い所では、とても見やすいのですが、ほぼ早朝か昼にしか乗らないので太陽光の下では表面が反射して見えにくいです。
調べてみると、通常の液晶表示を反転表示させる方法はありました。
液晶表面の「偏光シート」なるものの向きを変えてやれば反転するみたい。
逆もまた真なり!
液晶内部にいる「電圧を加えると向きを変える変な奴ら」との関係でそうなるなら、反転の反転も可能なはず。
原理が分かればやってみたくなるのが私。
偏光シートも200円で売ってたので、試してみました。
(分解すれば2度と動かなくなる可能性があることは分かっていても、それでもっ!)
ネジがあるので回します。ネジを見ると回したくなるびyouki
ちなみに、この水温計の保証書はこの時点で紙切れになりました。
噂通り、液晶表面に何か張り付いていたので、カッターで丁寧に剥がします。
電源から離されてて、さらに液晶が基板から外れてるのに何か表示されているのが、断末魔の何かのようで心配。
その状態で偏光シートを90度傾けると、反転が反転します。面白い。
新しい偏光シートの向きを探して切り出します。
切り出した後で、もっと見えやすい角度があるのに気付いたので2枚分切ってます。
(貼る前に、保護シートが貼ってあるので剥がすのを忘れずに。)
動いた。反転した!
写真に撮ると何故か薄い所が出てますが、肉眼だと綺麗に表示されてます。
家の中でセンサー付けずに動かしてるので、
-L-
な表示です。(人の顔に見えてきた)
12V付近を作り出すのにこんな事してました。
ショートしたら端子溶けたり火花散ったり大きな事故の原因となったりするので危険です。
する人なんて居ないと思いますけど、危ないので真似したらダメですよ。
あとは、運転中に見やすいかどうかですね。