ろうそくの熱でボイラーを温め、 沸騰したお湯が噴き出す圧力で進む船のおもちゃです。
詳しい原理は長くなるので省略。
子供の時に祖父に買ってもらって作って遊んだのを思い出して、 ネットオークションで購入。
クラウンモデル ポンポン船シリーズ。
このシリーズは、とっくの昔に生産が終わっているようで、ネットオークションでもあまり出て来ないです。拘りが無い場合は他にいろいろ売ってますよ。自作もできます。私はこのシリーズが欲しかったんです。
使い方は、映画「崖の上のポニョ」 のそうすけ君を参考にしてください。
(あのサイズのポンポン船は現実には作動するの?? すさまじい熱量があれば??)
付属のろうそくが無くなれば、 100均で大量に入っているのがあります。
手間なのが、 ろうそくをちょうどいい大きさに切り出すことですね。
芯を切らないように蝋を削ぎ落すところとか。 慣れたらすぐですけど。長すぎるとろうそくの芯がボイラーに当たってしまって、すぐに火が消えてしまいます。
付いているストローで後部のパイプから水を入れて、ボイラーの中を水でいっぱいにします。 空気が残ってると、うまく始動しない時があります。 うまく動かない原因の大半はこれ。
火を入れてしばらくすると、ぺこぺこという音と共に、 少しづつ進み始めます。調子が出てくると、「ぺこぺこ」から「 ぺぺぺぺぺぺ…」という音に変わり、スピードが乗ってきます。
航続時間は5分ほどで、火が消えると止まります。 続けて遊ぶ場合は、船を水から上げずに蝋燭台だけ入れ替えると、 ボイラーの中の水が流れ出なくていいと思いますよ。
蝋燭の固定が緩いと、 燃焼途中で蝋燭が倒れてしまうことがあります。 蝋燭台の上で倒れる場合が多いですが、 船体のプラスチックに火が当たるようなら直ぐに消してください。 緊急の場合は、上から何かで押さえて沈没させると早いですね。
小さいろんそくとは言え火を使うので、気をつけて遊んで下さい。