40こえたら一度は受けておいた方が良いらしい。
シモの話になります。お食事中の方はご遠慮いただいて・・・
少し前、血が出たんですよ。ほんの少量が紙についていることは稀によくあることなので気にしませんでした。その翌日の朝、大の雰囲気がしてトイレに行くと物は出ず、たまり水に血の文様が。
おぉ。と思い、調べてみると「病院行け」と。
まぁ、大体の不調はそうなりますよね。
で、行ったら「切れ痔」です。と。切れ痔って。
電報「チチ キレヂ スグカエレ」
で、大腸カメラを勧められました。ガンとかポリープとか大腸内に異常がないか見てもらう検査です。今まで一度もした事が無かったので、受けてみようと思いました。
で、その場で採血と検査の説明をしてもらったら、検査がめんどくさく思えてきました。(今は受けて良かったと思ってますよ)
で、その面倒くささの一部。
大腸の中を内視鏡で見るので、空っぽにしないとダメなんです。う〇こや濁り水が残ってると腸壁が良く見えないので。
そのため、検査当日に下剤を飲むのですが、速やかに完全に出し切るために前日から食事制限が必要です。腸に残るような食材を避けて食べないといけない。そのための食事が何種類か売ってます。前日はこれで凌ぎます。ネットレビューでは「美味しい」「普段からこれでいい」とかありましたが、まぁ、うん・・・
レトルトパックなので、昼は会社で皿にあけてレンジで温めました。
晩21時以降は何も食べられなくなり、口にしていいのはお茶と水のみになります。
つまらないので、早めにおやすみ。
そして検査当日。10時から飲み始める腸管洗浄剤。
中に薬剤入りの袋が入っていて、水を入れて作ります。
小さいコップ1杯ぐらいを15分かけてちびちび飲んで、それを繰り返します。味は、濃いめのポカリスエットをしつこくした感じ。しばらくすると、出てきます。でもまだ飲み続けます。1Lぐらい飲んだところで、水を飲んで、さらに飲む。この間も、たまに出てきます。
説明の時に看護師さんが飲むの結構しんどいですが頑張って飲んで下さい。と言ってました。重たい同じ味なので、あきてくるんです。頑張って飲みました。
出てくるものが液体だけになって、少し色付きの透明になったら完了。2L飲み切る前にその状態になりました。前日の専用食のおかげで順調に終了。
そして、昼過ぎからの検査に備えて同意書を書きます。鎮静剤の使用を希望するかどうかと、ポリープが見つかった場合、その場で切除を希望するかどうか。
鎮静剤無しって人いるのでしょうか?いるんでしょうな。痛いといやなので希望しました。ポリープ切除は、もしポリープがあったらまた食事制限からの下剤のサイクルがいやなので、1度で終わらせてほしく希望。
検査着に着替えて(股間がマジックテープで開く紙のパンツ付き)、肘に点滴(生理食塩水)の管を刺されます。そして準備が出来たらしく、先生の問診のあと検査台に横向きに寝ます。
点滴のホースの途中に鎮静剤が入れられていきます。そのあと、モニターに自分の内部が映っているのが見えました。
鎮静剤からモニターまでの記憶がありません。
その時はそれに気が付いていませんでした。検査中は何かが刺さっている感触はあまりなく、体内で何かが動いてる感触もありませんでした。点滴の管の方が違和感なほど。
検査が終わって、鎮静剤が切れるまで放置(カーテン閉めるから寝とけ)されます。
が、もう起きてます。途中で先生が様子を見に来て、私「鎮静剤ってもっと寝てしまうのかと思ってました」と言ったのですが、この時、鎮静剤からモニターまでの記憶がないことが分かっていません。
先生にしてみたら、「いやあんた寝てたで。」と思ったことでしょう。お恥ずかしい。
鎮静剤が覚めて歩けるか試されたあと、診察結果を聞きました。憩室があるけど、ポリープとかガンは無かったとのこと。
良かった。
以上、おっさんの大腸カメラ体験記でした。