Vツインマグナに、タコメーターを着けました。
ライズコーポレーション バイク用タコメーター
もとから着いてるスピードメーターが黒文字盤の白文字なので統一感あり。
しかし、素人に付けられるものなのかと迷ったけど、いてまぇ精神でポチっと。
結果、ちゃんと動きましたので、それまでの経過をだらだらと書いておきます。
まず、どこに付けるか。
スピードメーター付近にメーターケース(メーターシェラウド?)を付けて設置しようとするも、メーター本体の高さがあるので綺麗に収まらない。
エンジン横の足元に付けるのもアリだけど、走行中見にくくない?
やっぱりオーソドックスにトップブリッジか。ちょうど裏に配線押さえみたいなパーツがボルト止めされてるので、付属のステーをそこに固定してみた。
配線は、プラス・マイナス・パルス線の3本。
プラスはアクセサリー電源(スイッチオンで通電する線に繋ぐ)で、マイナスはアース。
またアクセサリーか。
またタップ刺すの?
!
スピードメーター下に電圧計の配線があるじゃない!
電圧計はスイッチオンの信号線として使ってるので、電流量も少ないはずで電圧降下も関係ないはず。ていうか並列繋ぎなら電圧は変わらないはず。
しかし、配線が細い。小学校の理科で豆電球を光らせてた配線ぐらい細い。
こんなのにタップたてたら切れるんじゃない?(小心者)
で、被覆剥いてはんだ付けして分岐させました。剥いた部分は自己融着テープで、しっかり絶縁。
ここで試しにスイッチオン。ステッピングモーターの指針が一度振り切ってから0に戻ります(指針の位置確認動作かな?)。文字盤はLEDバックライトでくっきりと文字が光ってます。文字盤のイメージを揃えたつもりだったけど、スピードメーターがぼんやり光るタイプなので、暗い所では後付け感が。スピードメーターのバックライトもLEDに変えたくなる。
(完成後の写真です。)
通電が確認できたので、パルス線をどうにかします。
説明書には「パルス信号はイグニッションコイルより取るタイプです」と。
ふむ。
イグニションコイルからどうやって取るのかね?
やっぱり素人が手を出してはいけない領域だったのか?
で、ネットで調べてみると、先人の知恵がいろいろと出てきます。
まずやってみたのが、プラグコードにパルス線を巻き付ける方法。
おそらく、プラグコードに電流が流れる時、巻き付けた配線に誘導起電力が起きることを利用した方法。
前バンクのプラグコードにぐるぐると綺麗に巻き付けて試走してみると、タコメーターの針が荒れ狂いました。アイドリングで1500ぐらい指してて、成功か!?と思った瞬間に3000に飛んで、また1500に戻る。走行中もそんな感じに自由に振れまくり。よし。だめだ。
巻き方がダメなのか位置が悪いのかなんなのかで、誘導起電力で起きる電圧が微妙すぎるんだと思う。
作動原理としては、パルスから周波数作ってクランク1回転で何回点火してるかで計算してるっぽい。(難しいことはよくわからない)(パ〇スのルシがどうのこうの)
ということは、イグニッションコイルに点火指令出してるイグナイタ?からの線を分岐してやればいいんじゃね?
ていうか、説明書の「イグニッションコイルから取るタイプです」はそういう意味なんだと、いまさら理解できたような。
車体左側のタンク下の銀メッキのカバーを外した所です。エアクリの反対部分。
USB電源のブレーキスイッチの分岐線を参考に、メーターのパルス線の先を分岐させて、イグニッションコイルとイグナイタの間に割り込ませると、動いた!
指針も安定している!アイドリングで3000回転で!
???
アイドリングは1300程度のはず。排気音もそんなに回ってる音じゃない。
メーターの設定は4サイクル2気筒にしていたのだけど、試しに4サイクル1気筒の設定に変えてみると、アイドリングで1500回転弱で安定しました。
なぜ?
たぶんですけど、Vツインマグナは1気筒に1個のイグニションコイルがあります。その片方のバンクのみのパルスを送っているので、4サイクル1気筒の設定で、ちょうどよくなるのじゃないかな?
走行中も、5速50km/hで3000回転ぐらいなので、正確に動いてるみたい。
針の動きも滑らかで、レスポンスもいい!
無事に動いてくれてよかった~!
始動時って、結構電圧さがるんですね。