マグナのヘッドライトにLEDバルブを入れてみました。
結果的にハロゲンに戻しましたけど。
レンズ部分がハロゲン向けなので対向車がまぶしくなると聞いたので躊躇してましたが、それって光軸の問題では?と思い、試しに実行。
お試しなので、アマゾンで売られている安めのものです。
ヘッドライトケースの斜め下にある六角ボルト2本を外し、レンズの枠の部分の下側を手前に引きつつ下に下げるようにすると外れます。上の部分が爪で引掛けてあるので、折らないように注意します。
バルブを交換する時にはバルブのガラス面に触れないように注意します。指紋が付くとそこから割れるとかなんとか大昔に聞いたことがあります。
ハロゲンとLEDを見比べてみると、マウント部分を基準にして、発光体はハイ・ローとも同じ位置ですが、端子側がLEDの方が5mmほど長いです。
ただでさえ配線がぎちぎちに入っているライトケースなので、収まるのかどうか。
配線を中央からよけるように周囲に寄せつつ、光軸調整機構と干渉しないようにします。
試行錯誤の末、なんとか収まりました。
点灯させてみたところ、とても白い光。たしかに明るい?かな?
交換前後で、光軸や照射範囲は変わりませんでした。ロービームの上方への光のカット具合も同じです。(カットラインって言うのかな?)ライトの前で立ったり座ったりして眩しさの実験台になりましたが、この時点での正直な感想。
色以外そんなに変わらん。
まぁ、消費電力が少なくなれば電装系への負担が減るんじゃないかな。と(まだこの時は)思い、後日、まだ暗い夜明け前に走ってみました。寒かったです。
街灯のある場所では、ほんとに照らしてる?って感じに、逆に暗く感じました。街灯の無い場所では確かに明るく照らしてくれます。でも、光が固い(?)って言うかなんと言うか、照射範囲だけ明るすぎて逆に見えにくいです。影が暗すぎると言うかなんと言うか。
とても安いのを買ったので、高級品なら見えやすいのかも。最近は新車でLEDが標準装備されてるのも多いので、ほんとに変えたければいいものを買うべきなのだと思います。
で、バルブ取替前の走行中の電圧計(バッテリー直)は14V付近でしたが、LEDに変えると15Vちょいまで上がりました。
消費電力が減った分、取り出す電力が減って、バッテリーの電圧が高いのだと思われます。
ん?
なんだか電圧高すぎない?高すぎても良くない気がする。
またまたネットで先輩方の知恵を探索すると、ありました。いろんな意見がありましたが、
「古い設計の車両は消費電力に合わせて発電能力を設定して設計している。省電力化をすれば、余剰電力がバッテリーに過充電されることになるから、あまりおすすめしない。」
とか、
「余剰電力をレギュレータで熱に変換させてるだけ。(レギュレータの負担が増える)」
とか。
うぇ。
電装系の負担を軽くしようと思ってたのに、逆に負担になる可能性の方が高いなんて。
私はあまり長時間乗らないので影響は少なそうですが、気持ちのいいものではないので、もとのハロゲンにそっと戻しました。
ウインカー兼ポジションランプとブレーキランプ兼尾灯をLEDに変えてしまってます。
USB電源を使うこともあるし、これは…いいかな…