ブレーキホースの寿命を調べてみると10年10万kmとか7〜8年とか亀裂があったらとか諸説ありますね。
20数年経ってるので、交換しておいた方がいいかと思い、ステンメッシュホースに交換しました。
アクティブ ACパフォーマンスラインのV25マグナ用。マグナ用が今でも手に入るのはありがたい。
純正品と比べてわずかに短いようですが、特に問題ありません。バンジョーアダプターと呼ばれる部品の1つがストレートだったので、30度曲がりのものを追加で注文。
純正が上下とも曲がった形状の物なので、それに合わせただけです。
交換するにはフルードを一度抜かないといけません。
フルードのタンクの蓋を開けると、ダイヤフラムの上(気室側)に水滴がちょこちょこと。以前分解したときは水没していました。よく見るとフルードのタンクの蓋に空気穴のような物が。ここから洗車や雨の水が入り込んでいる?のか?
ダイヤフラムを開けると、フルードがもう変色し始めています。
交換したのが去年の6月だから、1年でこんな色なのか。
↓前回変えたのがこの時。
キャリパーからもフルードを抜いて、ホースを外します。ホースはステアリング下のライトの下のステーと、フェンダーの近くでも固定されています。
この固定部分はそのまま使いました。ゴムのブッシュはホースに通されていて抜けないので、カッターで切り込みをいれて外し、新しいホースに使います。ステンメッシュホースの方が少し細いので隙間ができます。そのうち詰め物でもしておきましょう。
で、フルードタンクとキャリパーに繋ぎます。セットに入っているボルトは、純正のボルト(バンジョーボルト?)より少し長いです。キャリパーに入れる時に奥までねじ込めなくて少し焦りましたが、キャリパー側のネジ溝にヘドロ?が溜まっていたらしく、お古のボルトでタップを切る感じで締めたり緩めたりしていたらネジ溝が復活しました。
トルクレンチで締めて、フルードを入れて、エア抜き。
握っては放出。握っては放出。今回はシリンジ(注射器の針のないやつ)を使い、口で吸引するという原始人方式から解放されました。
にしてもなかなか抜けない。圧をかけてドレンバルブを開けると、フルードタンクの底の穴から小さな空気がぽこっと。
もういいかなと思って次で最後にしようとした時にぽこっと出るのでなかなか終われませんでした。が、それを繰り返すたびにしっかりしてくるブレーキレバーの握りごこち。
そしてようやく完成。何度もレバーを握って漏れがないか確認しました。
メッシュホースかっこいい。シンプルにシルバーメッキにして良かった。
走らせてみると、やっぱりダイレクトな感じ。握った瞬間にパッドとディスクの当たる感じがわかりやすく、強く握った時のぐにゃっとした感じが無くなったような。
サードパーティ物は純正品より良いけど寿命は短い傾向にある様なので、これからも日々の点検は欠かせません。
↓暇でヒマでどうしようもない時にでもどうぞ。ヒマが増量します。