道が果しなくまっすぐ伸びてて、横にフォルツァが止まっているブログトップの画像ですが、もう12年ほど前の北海道ツーリングの時の写真。たぶん、摩周湖周辺。
後ろの席の背もたれを外し、ホームセンターで売ってるボックスを固定してキャンプ道具を入れて、舞鶴港からの船旅。
バイクの免許を取るころから旅のツーリングに憧れてて、「アウトライダー」という雑誌を毎月買っていました。(ちょっと前まで続いてたみたい)
バイクでのキャンプや各地の美味しいものを紹介している、バイク旅雑誌でした。
北海道や東北、近畿といった、各地方に特化した別冊も出ていたので、それなりに売れていたんじゃないかな。
部屋から発掘された当時物。
そんな雑誌を読んでいたので、北海道がバイクの聖地と洗脳され、開陽台こそライダーの目指す場所だと精神汚染心に決めました。
免許を取って、まず行ったのが長野。キャンプで2泊。次に高校時代からの友達と四国へ。
その時の写真。行儀悪いのは私。
RF2台で。最近、友達が送ってくれた写真。
この友達、今はVFRに乗ってて、私のバイク復帰の一因の人。遠くにいるけど、昔からの友達。
それから就職して、もう長期休みも取れないかなと思っていたけど、チャンス到来!
1週間、北海道へ。
今思い出しても、とても良い旅でした。もちろん開陽台を目指しましたよ。洗脳されてますので。
夜に小樽へ到着。夜に着いたので、それほど景色を見ることなく宿へ。次の日からは感動の連続でした。
- 空気が違う。圧倒的に気持ちいい。
- 空が青い。
- 何を食べても美味い。美味しいなんてものじゃない。うまい!
- 広い!見渡す限り自然!
漫画「銀の匙」で、食べ物の描写がありますが、ほんとに食べ物が美味いです。
道の駅の蒸かしただけのジャガイモでも、いつものとは違う食べ物に感じるぐらい。
いろいろふぁんたすてぃっく!な経験をしながら、ホクレンの旗も買い、3日目(だったかな?)に開陽台到着。
一般の人には、景色のいい展望台という感じなのでしょうが、よく洗脳された旅ライダーには、光り輝く聖地に見えるのです!
ほんとにいい旅でした。帰りたくなくなりました。けど、またいつもの日常に帰る元気もたくさんもらいました。
帰りに小樽から船が離岸する時(夜です)、港湾の作業員の人達がみんなで、誘導灯を持った手を振ってくれるんです。見えなくなるまで。感動しました。
(のちに、飛行機などでもグランドスタッフのお見送りがある事を知る。)
北海道にいる間、ピースサイン(現:v(・∀・)yaeh!)は欠かさなかったです。原付もチャリダーも関係なく。もともとは、お互いの旅の安全を祈るという意味だったらしいですね。両手を上げてくねくねしてくれる人とか、マスツーでウェーブ(連携!)してくれる人たちとかもいました。そんな一瞬のコミュニケーションも楽しかったです。
そんな思い出にお供してもらったテント「ロゴス ツーリングテント ガウチョ」
加水分解でベタベタになっているので、次回はそのお話になりそうです。